莫大な借金を背負うことになる前の、加山雄三ブーム最後のヒット曲「美しいヴィーナス」 [若大将 加山雄三]









加山雄三氏の楽曲が明るいのは、一時、この1970年発表の「美しいヴィーナス」が最後で、加山雄三氏の父、叔父と加山雄三氏が茅ヶ崎で経営していた「パシフィックホテル」(サザンオールスターズのあの曲のホテルです)倒産、加山雄三氏は莫大な借金を背負う事になり、若大将シリーズも翌、1971年の「若大将対青大将 」で打ち切り。

加山雄三氏が苦境の時代に突入するのとGSブームの完全崩壊って、見事に!時代がリンクしてるんです。あと映画会社、日活と大映の倒産も時期は同じで、東京、新宿、伊勢丹前の新宿通り沿いの日活の劇場は丸井に買われ、明治通り沿いの大映は洋画専門のロマン劇場となり、今はコメ兵になってます。

大映が持っていたプロ野球チーム、東京オリオンズは今の千葉ロッテマリーンズに買収され、日活は労働組合を中心に低予算のロマンポルノ映画制作の にっかつ に変わり、60年代にはTVに出なかった銀幕のスター、石原裕次郎氏「TV初登場」が「太陽にほえろ」で、「エースの錠」宍戸錠氏は名脇役、野呂啓介氏と「どっきりカメラ」の司会進行、既に大映の永田社長とモメ大映をでていた田宮次郎氏は、クイズ番組「タイムショック」の司会者。

東宝の三船敏郎氏、加山雄三氏も70年代になって、はじめてTVドラマに初登場、TVが生活の場に変わって行き、「銀幕」の夢の世界が終焉したのも70年代初頭でした。
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