ショーケン=萩原健一氏人気が、大爆発したザ・テンプターズのシングル第二弾!「神様お願い」 [ザ・テンプターズ]









随分以前より、男性アイドルという分野はジャニーズ独占なわけですが、68年当時も元祖!ジャニーズ(あおい輝彦氏在籍)もおりましたし、もう1グループ、スリーファンキーズも女性に人気はありましたが、やはりGS、グループサウンズの圧倒的な若い女性人気たるや、それはそれは凄まじいものがあったわけで、その1、2位を争っていたのが、ザ・タイガースの沢田研二氏、ジュリーと、こちらテンプターズの萩原健一氏、ショーケンだったわけです。

1965年のエレキブーム、1966年の加山雄三ブームに続いた1967年の空前のザ・タイガース人気に対抗できるバンドという事で、ザ・スパイダースの田辺昭知氏がスカウトした、このザ・テンプターズの登場により、タイガースと共に、一気にエレキバンドは、ティーンエイジャーの女子中高生に人気になる、アイドルGSの時代に突入するわけですが、何が凄いってテンプターズは、ボーカル&リードギターのメンバー、松崎由治氏のオリジナル曲でデビューしてる所で、如何にタイガースに対抗するバンドと言っても、それは結果であり、デビュー時は未だ、海のものとも山のものともわからない二十歳前の若者バンド、宣伝広告費もかかるでしょう、衣装代もかかるでしょう、オリジナル曲でレコーディングさせ勝負した所が、田辺氏のこれも才覚の凄い所で、1968年3月に発売されたテンプターズ2作目のオリジナル曲、この「神様お願い」が見事に!大ヒット。

作者の松崎由治氏、この曲が大ヒットしてる時、やっと二十歳を迎え、ショーケンのこの声のレコーディング時は、未だ17才でございます。

セカンドアルバム「5-1=0 / ザ・テンプターズの世界」は、当時のGSにしては珍しい、カバー曲のない全曲オリジナル集であり、この「神様お願い」は勿論、松崎由治氏の独特なギター奏法、ドラムとベースの、それまでのエレキサウンド、エレキバンド、サーフロック的なそれではないグルーヴ。

テンプターズを、本当に唯のアイドルGSでかたずけて良いものなのか?、若い頃より管理人は悩んでおりましたが、近年は「GS研究家」の第一人者、故黒沢進氏の素晴らしい!研究成果により、どうもそうではなかったようだというのが、定説になりつつあるようです。


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