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ザ・ジャガーズ - 君に会いたい - 1967 [ザ・ジャガーズ]







今聴くと、GS大ヒット曲にありがちな(ザ・ビートルズのサージェントペパーズ〜からの影響?)多重録音の仰々しい大オーケストラ、ストリングスの導入のない、非常にシンプルで潔い、ドラム、ベース、ギター、オルガンのエレキバンドサウンドと歌&コーラスのみの音に、新鮮な驚きをうけますね。

ゴスペルやブルースでお馴染み、コール&レスポンス。歌を歌うと、ギターがオブリガードをいれるこのアンサンブルの手法、当時としてはかなり斬新ではなかったでしょうか?。ベースも非常にカッコいいですし、GS全般に言える、コーラスがとても上手いと思いまする。

こちら有名な!GSファンなら、誰もが御存知あの!口笛のないバージョンですね。

ザ・ジャガーズ。母体は、1963年に六本木野獣会のバンドとして結成された「野獣会オールスターズ」

GSブームに火のついた!1967年6月の、ザ・ジャガーズの大ヒットした!デビューシングルでございます。この時期、少し前に発売されたザ・タイガースの第2弾シングル、大ヒット曲「シーサイドバウンド」が売れていた時期、タイガー(虎)に対抗しジャガー(豹)と命名したのでしょうか?。とにかくこれから!空前の!GSブームに向う頃の、時代の証人のこちらヒット曲なのでございます。

ミリタリールックが最も似合うと誉まれ高かったザ・ジャガーズですが、ミリタリールックも、ザ・ビートルズの「サージェントペパーズ〜」の影響なのでしょうか?。ミリタリールックの中村晃子さんがみれますが、確かのこの方、当時こういうファッションしてて異色な感じ、子供心に受けた記憶ありまする。
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グループサウンズブーム時も、その前の和製ポップスからの流れのヒット曲はあった。ザ・ジャガーズの「キサナドゥーの伝説」 [ザ・ジャガーズ]









いきなりアルディメオラか?パコデルシアか?ってな、フラメンコ風ギター(デイブ・ディー・グループのオリジナルはアコースティックギター)、中間のギターソロ(オリジナルは管楽器)が、と〜ても印象的でカッコイイ、打楽器、効果音の使い方も抜群、岡本信氏のボーカルも素敵だし、GS全般に言える事ですが、コーラスの上手さ、ザ・ジャガーズの「キサナドゥの伝説」。

私的には管理人は、デイブ・ディー・グループバージョンより、ザ・ジャガーズの方が「エレキバンドの音」なので、こちらの方が断然好きでございます。

ザ・ジャガーズは1963年に、六本木のカフェ・レオス、飯倉のキャンティに集ってた、良家の子女の遊び人達で構成されてた所謂「六本木族」、その後、多くの芸能人を排出した「野獣会」のバンドとして結成された、「野獣会オールスターズ」が、そもそもの母体だそうな。

1967年6月にザ・カーナビーツと一緒にレコードデビューを果たし、いきなりデビュー曲「君にあいたい」が大ヒット!。Voの岡本信氏は当時17才。ザ・タイガースのジュリーよりも若い、ザ・カーナビーツのアイ高野氏同様、ティーンエイジャーのアイドルGSの先駆者。

でも、ドラマーでリーダーだった宮ユキオ氏は岡本信氏より、一回りも年上の立派な大人。他のメンバーも皆、20代半ば前半で、岡本信氏だけが抜群に若かった(幼かった)わけで、その岡本信氏もレコードデビュー前、14〜15才頃からメンバーと一緒にバンド活動していたので、わりと当時としては下積の長いバンドだったと思われます(宮ユキオ氏脱退後、加入したドラマー、浜野たけし氏は岡本信氏と同い年)。

そして更に!シングル第三弾!「マドモアゼル・ブルース」の大ヒットにより、ミリタリールックの似合うバンドは、ザ・スパイダースかザ・ジャガーズかってほど、人気の頂点にあった1968年、発表された第四弾シングルが、こちら、英国のデイブ・ディー・グループのカバー「キサナドゥの伝説」。

残念ながらザ・タイガース以外、どのバンドもそうですが、GSブームのピークはこの68年であり、ジャガーズもこの後、大きなヒット曲を出す事なく、なんとなーくフェイドアウトという印象を、子供心に持っております。


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