橋幸夫氏のリズムものの大ヒット曲「チェッチェッチェッ」を、インストカヴァーしたアストロノウツ CHE CHE CHE by THE ASTRONAUTS. [ジ・アストロノウツ]
橋幸夫氏のリズム歌謡の名曲!「チェッテェッチェッ」ですね。B面が同じくリズム歌謡の名曲「恋をするなら」の、スペシャルカップリング、シングルレコードですね。
1964年、アメリカでは史上初めて!英国バンド、ザ・ビートルズが「抱きしめたい」で全米1位を獲得後、怒濤の大ブームになっていたわけですが、東京オリンピック開催の日本では、日本だけで売れに売れた、アストロノウツの「太陽の彼方に」に似た、「チェッ・チェッ・チェッ」を発売。
今聴いてもイントロのエレキは ♪のってけのってけ に聴こえますね(笑)。
で、翌年65年、ザ・ヴェンチャーズ(二度目)と共に来日したアストロノウツが日本でレコーディングしたらしい、橋幸夫氏の「チェッ・チェッ・チェッ」のエレキインストバージョン。
ザ・ヴェンチャーズが加山雄三氏の「ブラックサンドビーチ」や「夜空の星」をカバーする前に、アストロノウツが橋幸夫氏の曲、巨匠!吉田正氏の曲をカバーしていたというのは、なかなか興味深いですね。
ヴェンチャーズと違いアストロノウツは、本国ではヒット曲もなく、それほどテクニカルなバンドではなかったようなので、空前のエレキブームの主役をヴェンチャーズに譲り、その後のGSブームの頃には既に「あの人は今」的なバンドになっておりましたので、アストロノウツの「チェッ・チェッ・チェッ」のエレキインストバージョン、ご存じない方も多いので、アップさせてただきました。
管理人はyoutubeから、拝借してアップしてるだけですが(汗)、しかし、世の中にはマニアックな方が本当に多いものだと、つくずく感心、頭が下がる思いでございます。
何故か?日本でだけ爆発的に売れた、1964年のアストロノウツの「太陽の彼方に」 The Astronauts - Movin' 太陽の彼方に [ジ・アストロノウツ]
♪のってけ のってけ のってけサーフィン
ニューリズム、サーフィン
アメリカでは英国バンド史上初!、ザ・ビートルズが大ブームを巻き起こていた1964年、東京オリンピック開催の日本では、こちらアストロノウツの Movin' 太陽の彼方にが大ヒット!。
何故?アメリカでも殆ど無名だったらしいこのバンドの、この曲が、日本でだけ大ヒットしたのか?未だに管理人、資料不足でよくわからないのですが(汗)、日本人は「お祭りビート」好きの血が流れているので、案外リズムに感じやすい民族性ゆえ(あと短調、マイナーキーは琴線に触れる)、ニューリズム、サーフィンのこの曲のこのリズムが、無条件で「気持ち良かった」のではないでしょうかしらね?。
この後、TV「ウルトラQ」や「ザ・ガードマン」のテーマのサウンドは、正にサーフロック、ジャパニーズオリジナルサーフロックのソレであり、当時のエレキブームの影響が、如何に凄いものだったか?わかりますね。
邦題 太陽の彼方に で日本語歌入りカバー曲も大ヒットした!、ゴールデンハーフも後にカバーしていた、1965年のヴェンチャーズの空前のエレキブーム「エレキの夏」以前に、日本でだけ爆発的に!売れに売れた、こちらの曲は、やはり!日本のエレキブームを語る時、絶対に外せない1曲。
よって、ヴェンチャーズ2度目の来日で空前のエレキブームを巻き起こす年、ヴェンチャーズはアウトロノウツと来日しております。