ファズギターの音が時代を感じる、作詞:安井かずみ 作曲:加瀬邦彦 によるザ・ワイルド・ワンズの「青空のある限り」 [ザ・ワイルドワンズ]







いきなりのファズギター!ギターソロもファズ。時代を考えると凄いなと、、、しみじみ思いまする。

GSブーム突入の!1968年、「愛するアニタ」オリコン11位、「バラの恋人」6位と、それ以前から人気の高かったザ・ワイルドワンズも又、GSブームの寵児になる、その!とっかかりになった1967年発表の「青空のある限り」。

作曲は勿論!リーダーの加瀬邦彦氏であり、作詞は安井かずみさん。ザ・タイガースの大ヒット曲「シーシーシー」と同じコンビであります。

ザ・ワイルドワンズは一貫して加瀬邦彦氏のオリジナル曲でGSブームの寵児になっていたのは、特筆すべきで(加瀬邦彦氏の師、加山雄三氏の影響でしょうか?)、ザ・スパイダースもメンバーのかまやつひろし氏のオリジナルヒットはありますが、浜口庫之介氏作曲の楽曲が大ヒットもしておりますし、ザ・テンプターズも、松崎由浩氏の作曲で颯爽と!デビュー、「忘れ得ぬ君」「神様お願い」とヒットを飛ばしますが、その後の「エメラルドの伝説」は当事、新進気鋭だった村井邦彦氏の作曲。その後の「純愛」もしかりで、一貫して自身のオリジナル曲で勝負し続けたのはザ・ワイルドワンズ、加瀬邦彦氏だけだったのではないか?と、当サイト運営者、しみじみ思っております。

結局、GSブーム終焉の1970年以降も、加瀬邦彦氏は作曲家として、元ザ・タイガースのジュリー、沢田研二氏のソロデビュー、第二弾にして爆発的ヒットになり、その後の70年代、80年代の沢田研二氏の圧倒的な人気のとっかかりになった(ソロデビュー第一作は、名曲なれど大ヒットはしなかった「君をのせて」)「許されない愛」を作曲。

そして!ザ・ワイルドワンズ時代のこちら「青空のある限り」、ザ・タイガースの「シーシーシー」と同じソングライターチーム、作詞の安井かずみさんと組んだ「あなたへの愛」「危険なふたり」「胸いっぱいの悲しみ」「恋は邪魔もの」「追憶」と、70年代を代表する!ジュリー、沢田研二氏の大ヒット曲を加瀬邦彦氏は、「時の過ぎゆくままに 」「勝手にしやがれ」 等の、こちらの大ヒットした楽曲の作曲をした元ザ・スパイダースの大野克夫氏と共に手がけているわけで、加瀬邦彦氏は、その後もユーミン、荒井由実さん作詞の「ウィンクでさよなら」、糸井重里氏作詞の「TOKIO」「恋のバッド・チューニング」と、ジュリー、沢田研二氏大人気の頃の作曲を手がけております。

加瀬邦彦氏はザ・ワイルドワンズ結成以前、加山雄三氏との出会いを始め、ザ・スパイダース、寺内タケシとブルージーンズに加入しており、加瀬邦彦氏を語らずしてエレキブーム、GSブーム、70年代のジュリー、沢田研二氏のソロ大ヒットもあったもんじゃないなと、当サイト運営者、思っております。
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