加山雄三氏のリアルタイムサイケサウンド!/加山雄三&ザ・ランチャーズ シェリー [若大将 加山雄三]
人気の若大将シリーズ、学生編のラストになった、リオデジャネイロでロケされた「リオの若大将」の中の挿入歌。1968年夏公開。
1968年の夏と言えばGSブーム最高潮、真っ盛り!の時期なれど、米英はジミ・ヘンドリックス登場、クリーム登場、ザ・ビートルズのアルバム「サージェントペパーズ〜」発売後の衝撃で、サイケデリックサウンド、フラワームーブント、スィンギングロンドン真っ盛りの時代。
で、GSブームの分が悪かったのは、この米英の時代の流れと、あくまでも「星の王子様」「白馬に乗った王子様」路線で商業的にピークを迎えてしまったギャップであり、これが、翌年の株で言えば最高値からいきなり大暴落の急激な!GSブーム終焉に向う、様々な原因の1つでもあったわけですが、流石!若大将、加山雄三氏、ザ・ランチャーズを率い、当然、自身作のオリジナルで何と!サイケデリックサウンドもやっていた!、、、。
アレンジは加山雄三氏の妹さんがフィリピンでスカウトし、茅ヶ崎の例の!パシフィックホテルで専属バンドとして雇用してたそうな、日本でもレコードレビューも果たした(ジミ・ヘンドリックスのカバーもやっている)ジ・スーナーズ。
スーナーズとザ・ランチャーズの強い影響下での作品だと思われますが、しかし、自身のオリジナルで当時、世界的にも最新の!サウンドだったサイケデリックサウンドまでやっていた若大将、加山雄三氏のセンスには脱帽でございます!、、、。
ザ・ランチャーズの演奏力、もの凄く高いと思いまする。間奏だけ聴いてると、古のロックファンの方は、この曲は何処の外国の当時のサイケデリックバンドだろ?と、錯覚を受けないでしょうか?。
まあ、結局、ザ・ランチャーズのギタリスト、喜多島修氏は、当時、東宝の人気絶頂だった女優、内藤洋子さんを連れ、アメリカ、カリフォルニア州にこの曲の数年後には移住(内藤洋子さんは人気絶頂で引退)。
当然これは音楽家の喜多島氏より人気絶頂だった内藤洋子さんの引退、アメリカ移住ネタは、芸能誌、マスメディアが放っておきませんから、阿呆な少年の管理人でも当時知っていた大事件で!、子供心に(なんか、やる事がカッコイイな〜)と、漠然と思ったものでした。
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