ある種、日本の後期&末期GSブームにも通じると感じた、ザ・モンキーズ。 [ザ・モンキーズ]









ある種、日本の後期&末期GSブームにも通じると感じた、ザ・モンキーズ。

1964年、史上初めて!英国のバンド、ザ・ビートルズの「抱きしめたい」が全米1位を獲得し、その後も旧作や新作が次々とヒットチャートを独占、売れに売れたザ・ビートルズ。

そのビートルズの主演映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! - A Hard Day's Night』を、真似したTVドラマを作り、そこでビートルズ映画のようにそのバンドの曲を流せば、ビートルズのように必ず曲もヒットする!と、真似しようとしたのが、バート・シュナイダー(後に、イージーライダー制作)とボブ・ラフェルソン。

目標通り、1966年9月からアメリカで放映開始された「ザ・モンキーズショー」は大人気、10月に発売されたファーストアルバムは、いきなり!500万枚を売り上げ、ザ・モンキーズはこの後、快進撃を続けるわけですが、モンキーズの音楽担当だったドン・カーシュナーとメンバーのマイクが、デビュー作「恋の終列車」、2作目「アイムビリーバー」と連続大ヒットを飛ばしてる時に、デビュー曲はともかく、2作目からはメンバーも音楽制作に関わる約束を反故にされたので、既にもう揉めてるわけで、実に早いです、最初からです(汗)。

このドン・カーシュナーという人、かの「ロコモーション」でお馴染み、ビートルズも好きだったキャロル・キング&ジェリー・ゴフィン、「オーキャロル」「ボーイハント」のニール・セダカ&ハワード・グリーンフィールド等のヒットメーカーを抱える事務所を運営していた、既にアメリカ音楽業界の巨匠で、その巨匠と揉めるんですから、マイクも相当なもんだったと思いますね。まあ、詳しくは長くなるのでここでは書きませんが、カーシュナーも相当なもので(汗)、結局、カーシュナーは更迭になってます。

モンキーズについては、ここでは書ききれないソレがあるので、興味のある方は是非!ザ・モンキーズで検索して、ネットでも十分!思う所があるソレが出てきますので、調べてみて下さいませ。

結局、今は殆ど語られませんが、当時は「ビートルズ以来の大物バンド来日」と、それは大騒ぎだった1968年10月の、ザ・モンキーズ来日。TVでは、ひょうきんで笑顔の可愛いピーターが、髭面で笑顔1つみせず陰鬱な顔をしてたのが、子供心にショックで今も印象に強いですが、その一ヶ月後にピーター脱退。マイクも莫大な契約違反金を支払い脱退。ザ・モンキーズは1970年解散するわけで、このモンキーズ誕生の66年から、急激な人気低下、メンバーの脱退後、70年の解散て、もろに日本のGSブームとリンクしてるんです。


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