グループサウンズブーム時も、その前の和製ポップスからの流れのヒット曲はあった。ザ・ジャガーズの「キサナドゥーの伝説」 [ザ・ジャガーズ]









いきなりアルディメオラか?パコデルシアか?ってな、フラメンコ風ギター(デイブ・ディー・グループのオリジナルはアコースティックギター)、中間のギターソロ(オリジナルは管楽器)が、と〜ても印象的でカッコイイ、打楽器、効果音の使い方も抜群、岡本信氏のボーカルも素敵だし、GS全般に言える事ですが、コーラスの上手さ、ザ・ジャガーズの「キサナドゥの伝説」。

私的には管理人は、デイブ・ディー・グループバージョンより、ザ・ジャガーズの方が「エレキバンドの音」なので、こちらの方が断然好きでございます。

ザ・ジャガーズは1963年に、六本木のカフェ・レオス、飯倉のキャンティに集ってた、良家の子女の遊び人達で構成されてた所謂「六本木族」、その後、多くの芸能人を排出した「野獣会」のバンドとして結成された、「野獣会オールスターズ」が、そもそもの母体だそうな。

1967年6月にザ・カーナビーツと一緒にレコードデビューを果たし、いきなりデビュー曲「君にあいたい」が大ヒット!。Voの岡本信氏は当時17才。ザ・タイガースのジュリーよりも若い、ザ・カーナビーツのアイ高野氏同様、ティーンエイジャーのアイドルGSの先駆者。

でも、ドラマーでリーダーだった宮ユキオ氏は岡本信氏より、一回りも年上の立派な大人。他のメンバーも皆、20代半ば前半で、岡本信氏だけが抜群に若かった(幼かった)わけで、その岡本信氏もレコードデビュー前、14〜15才頃からメンバーと一緒にバンド活動していたので、わりと当時としては下積の長いバンドだったと思われます(宮ユキオ氏脱退後、加入したドラマー、浜野たけし氏は岡本信氏と同い年)。

そして更に!シングル第三弾!「マドモアゼル・ブルース」の大ヒットにより、ミリタリールックの似合うバンドは、ザ・スパイダースかザ・ジャガーズかってほど、人気の頂点にあった1968年、発表された第四弾シングルが、こちら、英国のデイブ・ディー・グループのカバー「キサナドゥの伝説」。

残念ながらザ・タイガース以外、どのバンドもそうですが、GSブームのピークはこの68年であり、ジャガーズもこの後、大きなヒット曲を出す事なく、なんとなーくフェイドアウトという印象を、子供心に持っております。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。