正に昭和元禄!、1968年の貴重な映像 ザ・ゴールデンカップス/アイムソーグラッド (1968) [ザ・ゴールデンカップス]









東京12チャンネル放映「R&B天国」の、貴重な映像でございます。
  
英国の若者達が、アメリカの黒人音楽、ブルース、R&Bに目覚めるのは、実はザ・ローリングストーンズの1、2枚目のアルバム、殆どアメリカのR&B、R&R、ブルースのカバー集が爆発的に売れたかららしいのですが、日本でその英国のストーンズの役割を果たしていたのは誰か?どのバンドだったか?と言えば、これはもうザ・ゴールデンカップスであるという説に、異論を唱える方はいないでしょう。

ただ、ストーンズのカバーアルバムの影響で、はじめて米国黒人音楽を知る一般的な英国人、ストーンズやクリーム等英国のバンドの影響、逆輸入で自国の黒人音楽の凄さを知る(ビートルズカバーのR&R、R&Bもしかり)、一般的な米国白人と違い、日本では、GSブームはGSブーム、歌謡芸能の世界のアイドル的なソレであり、大衆には残念ながら浸透せず、日本ではあくまでも演奏者側、バンド、そしてそれを支持するコアなファン達だけのソレ、R&B、ブルースという音楽は、コアでマニアックな、ジャズに近い捕らえられ方をされていたわけです。

よって、案外、今の初老、中高年層で、GSブーム時代、若者、少年少女だったわりに、R&Bという言葉を、宇多田ひかるさんの空前の大ヒット、「和製R&B」ブームで、かなりの大人になって、はじめて!知った人って、多いんです(笑)。

GSはジュリー、ショーケンのアイドルの世界で、R&B、ブルースはマニアックでコアな世界。この分離。ジュリーもR&B歌っていたし、ショーケンもブルースハープ吹いていても、大衆のアイドル的な先入観は強く、ソレは届く事はなかったわけですが(熱狂的なコアなファンは別にして)、、、

ザ・ゴールデンカップスは逆に、誰がその戦略を練ったののか?管理人にはわかりませんが、GSブーム受けするヒット曲もあり、特にマモル・マヌー氏がアイドル的な人気者にもなっておりましたが、ライブではコアでマニアックな層を唸らせる黙らせるR&B、ブルースを演奏していたのが、ザ・ゴールデンカップスが異色な所で、この現象は他のGSにはない、ザ・ゴールデンカップスが別格だと、今も言われる由縁なのでしょう。


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